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消しゴムはんこ作家
津久井 智子(つくいともこ)の活動情報です。

たまに日記

気仙沼 スクエアシップ 消しゴムはんこワークショップ

2018年3月31日(土)
一般社団法人「かもみ〜る」さんの主催で、
気仙沼漁港にある素敵なスペース「スクエアシップ」にお邪魔して、
20名2時間のワークショップを開催させていただきました!


 

津久井JAPAN@チーム気仙沼の村上さん&キリコさんにも補助していただき、小学生のお子さんからおじいちゃんまで、一緒に作りました 😊

みなさん難しそうにしてたけど、とても楽しんでくれたようで、よかったです◎
かもみ〜るさん、呼んでいただき、本当に感謝です!

津久井JAPAN@チーム気仙沼とは、私が震災後のボランティアでワークショップをさせていただいたことがきっかけで結成された、気仙沼の皆さんによる、消しゴムはんこサークル!
私の「東北応援はんこシール」の図案を使って、「気仙沼方言はんこ」をみんなで作り、
かもみ〜るさんのマルシェや通販で、販売されています。
三陸の新聞でも紹介されたそうですよ◎
こうして活動を長く楽しく続けてくれているなんて、なんて嬉しいことでしょうか。

 

 

そして、気仙沼の街を、あちこち車で連れて行って見せてくれた村上さん。
復興の7年間の、いろんな話をしてくれて、ありがとうございました。
いま現在の、街の写真をたくさん撮らせてもらいました。

 

震災の1年後や3年後に比べると、新しい建物が増えて、道路も嵩上げされて整備されて、だいぶ綺麗になってました。
狭い川には市と県と国から4本も橋が作られて、それぞれ工事中。
仮設住宅に住んでいた人たちの大半は「復興住宅」という市営のマンションへ。
復興が進むのと反比例して静かになる街。

7年でこれだけ復旧するっていうのは、世界的に見たらものすごいことなんだろうなぁ。
でも人の記憶は建物や道路のようには、7年くらいじゃ、何もなかったことには決してなりっこありませんね。
夕食をいっしょにしながら、震災の時のことを、ちょっとずつ話してくれるんですが、
「水があそこまで上がったんだ」とか、「避難先でこんなことがあった」
一旦思い出せば次から次へと溢れてくるように、非日常だった日々が蘇ってくるようでした。

怖くて心細くて、言葉にできないような思いもたくさんしたのでしょうけど、
それでも気仙沼の人たちは「海と生きる」という言葉を使っていました。
天気予報よりも漁師の「明日はシケるべ」という言葉を信じる、そんな土地。
厄年には必ず同級生同士が集まってお祝いをし合って、お互いの息災を願う町。
住んでる人たちが気仙沼を愛してて、震災の怖かったこと以上に、
街の人たちの優しさとか、色々の独特な文化の面白さを教えてくれて、
「ほんとにいいところだよ〜!」と口を揃えて言うところ。
だからみんな、津波があったくらいじゃ離れないのだなぁと、すごくわかりました。

はんこ作家として15年、ずいぶんたくさんの場所に招いていただいたけれど、自発的に行った場所というのは、実はほとんどなくて。

「被災した人たちに何かできないか」という衝動で、呼ばれてもいないのに無償で東北に赴こう!と決めて動いた時に、タイミング良くボランティアの方にご紹介いただき、つながった場所が、たまたま気仙沼だったのでした。

その後もこうして何年かに一度、お仕事として呼んでいただけるようになり、
顔なじみが少しずつ増えていく街、というのは、そうそうありません。
私の中で、気仙沼はそういう数少ない、不思議なご縁を感じている場所です。

街の人たちの暮らし方や震災後の立て直し方、人との関わり方、やさしさ、
訪ねるたびに、いろんなことを受け取り、学ばされます。
これからも、変化を見届け続けたい、会いに行きたい場所です。

次は何年後になるかわからないけれど、また会いに行ける日を楽しみにしています!

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