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☆「津久井智子展」中間報告☆

12月14日からはじまりました、「津久井智子展」。
おかげさまで、連日たくさんの方に10年分の作品を見に来ていただいております。

あわただしくも穏やかにギャラリーでの時間は過ぎて、
残すところあと3日。

私は結局一度も熱海には帰らずに、毎日ほとんどずっとギャラリーにいて、
はんこを捺したり、おしゃべりしたり、写真を撮ったり、お菓子を食べたりしております。

 

13日の夜明けまで作品を作り、父のハイエースで熱海から運搬。
ギャラリーのお二人と、坂本さんや小田さんに手伝ってもらって、夕方まで設営をして、
18時からのオープニングには、長年お世話になっているメーカーさんや身内・友人など、
関係者各位にお集りいただき、内々でささやかな宴を設けさせていただきました。

 

オープニングのお料理は、ありが10スタンプラリーに協力していただいたおいしいお店のみなさんに注文してお祝いの贈り物も含めて、いろんな場所からたっぷりごちそうが揃いました。

熱海から届いた「エノテカ・マニファトゥーラ」のソムリエ・萩原さんおすすめのおいしいワインと、
お祝いでいただいたマグナムシャンパンで乾杯!
山形から「きなりブロート」美穂さんのおいしいパン!
埼玉から「pizzeria26」米井さんのおいしいパテとクリームチーズのおつまみ!
鴨川から、カフェ「カルトーラ」はじめさんの焼き菓子!
箱根から「オー・ミラドー」ムッシュ勝俣のパテ!
すぐそこから「和チャイナRoppongi」新見シェフの蒸したて椎茸たっぷりシュウマイ!

そしてサプライズで、横須賀から「3103croquette」小藤田さんちのあげたてコロッケ!
みんなでお腹いっぱいおいしいものを頬張り、なんともしあわせ〜(*^^*)な夜でした。

 

14日(土)の初日は朝からたくさんのお客さんでにぎわいました。

タンプラリーのはんこを10個あつめて持って来てくれたお客さんや、

原画を家に飾りたいとご注文してくれた方々。
お花やお土産もいっぱいいただいてしまいました◎

 

15日(日)は、画家・山本直彰先生のギャラリートーク。

いつもは大きな美術館で、大物アーティストに招待されるような先生なのに、
いち教え子のために、こんなに小さいギャラリーに来てお話して下さいました。

先生の鋭くも優しい激励に、皆さん笑いながら見守ってくれていました。


22日は久保田涼子トリオのアコースティックライブ!
 

友達で、私のホームページを作ってくれた久保田涼子ちゃん、二胡の芳晴さん、鍵盤の平方元さん。
マイク、スピーカーなしの生音で、素敵な歌と演奏にあわせて、
私は持って来たはんこを使ってライブペインティングをさせていただきました。ありがとう!

夕方からは、ギャラリーに大和書房編集担当の 長谷川恵子さんをお招きして、本にまつわる対談。

長谷川さんは、私が消しゴムはんこ屋を初めて半年くらいの頃に偶然カフェで知り合い、
25才の時のデビュー作「消しゴムはんこ。つくるたのしみ、おすたのしみ」をはじめ、
実に5冊の本を一緒に作ってきて、ずっと厳しくも親身に見守ってきて下さった方です。
私も忘れていたような、昔の装丁の原画や、イラスト原稿を持って来てくれたりして、懐かしかったです。

「10年分の作品集を出すために、昨年からずっと準備してるのに、津久井さんがなかなか原稿を揃えてくれない」と壇上で言われて、またしても皆さん失笑、後悔謝罪会のような様相を呈しましたw
長谷川さん、ありがとうございました!

 

そして今後のラインナップです。

 

24日は、17時頃から、ライフデザインコンサルタント「叶音」飯島淑美さんとのコラボで、
はんこを使ったミニワークセッション。
私の作ったはんこのいくつかを使って、それぞれのデザインで色紙を作っていただき、
淑美さんが箱庭療法的にヒーリングセッションを施してくれます。
ご参加方法は随時で、参加費も無料というミラクルチャンス☆
ワークショップ内容のイメージはこちらでつかんでください◎
http://ameblo.jp/gracias-kanon/

そして最終日の25日は、14:00〜と18:00〜の2回
新潟から「諸行無常ズ」相方の麻田弘潤さんをお呼びして、
仏教法話をまじえたデモンストレーション。

二人掛かりではんこを作って、阿弥陀如来の「来迎図」を描くところまでを披露する予定です。
はんこを彫る手元を見ていただくのは、この時間だけになりそうです。

どちらもスタンプラリーご参加の方は、はんこを捺してもらえるラストチャンスです!

ゲストの無い日も、絵をじっくり見て選んでくれる方たち。

展示のために時間をつくって、遠くからわざわざ乗継いで作品を見に来てくれた方たちで
つねにギャラリーは和やかににぎわっております。

 

今回展示している原画作品については、額装して販売するような機会は 国内ではおそらく最初で最後。
10年の間に作った思い出の作品達や、今回のために作ったいくつかの新作を
この機会にぜひご覧下さい!