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お寺で消しゴムはんこ!

新潟の「消しゴムはんこのお坊さん」こと、麻田弘潤氏との仏教×消しゴムはんこのコラボレーションユニット・「諸行無常ズ」結成!

 ←ちらし。

今年12月7日(金)に東京のお寺2カ所で行われた、
第一回 消しゴムはんこ法話ワークショップ。
盛況に終わりました~! 感謝☆

誰かとコンビでワークショップをやるなんて初めて。

お寺で教えるのも初めて。

お坊さんの法話がベースのはんこ作りなんか もちろん初めてw

 

あんまり初めてすぎて想像つかなかったんですが、

やってみたら案の定というか、期待以上におもしろく、

自分ひとりで教える時とは全く違う感触だったのでびっくりしました。

今回みんなで作ったのは「お釈迦様」。
できあがったはんこはそれぞれに丸く切った和紙に捺してもらい、曼荼羅をつくりました。

静かな本堂で丁寧に呼吸しながら、精神を整えながらの作業は、
消しゴムはんこを作っているというよりは、まるで仏像を作っているようでした。

 

私自身、もともと仏教と縁の深い生い立ちではあるし、

消しゴムはんこに、写経や仏像彫りの、瞑想のような作業と通じるものを感じてはいたし、手作りの中に、いろんな教訓が随所にちりばめられていると思っていました。

 

たとえば、力で無理矢理彫るよりも、刃の流れに従うほうが、きれいな線が彫れること。

目指すのは、見本通りに作ることではなく、いかに自分らしい工夫ができるかということ。
切り出したときに出る、消しゴムの細かい切れ端ひとつ、役に立たないゴミではないこと。

 

そういう消しゴムはんこに備わっている真理をうまく料理して、

仏教法話に取り入れてもらったような形の、今回のワークショップ。

 

麻田さんにとっても、普段の法要で話すような法話よりも、よほど堅苦しくなく、
自然に耳を傾けてもらえたし、大事なことがよりシンプルに、手作業を通して体験的に伝わった気がして、期待以上の手応えがあったと言ってくれました。

 

麻田さん自身、6年前からライフワークとしてはんこを彫り続け、消しゴムはんこの性質をよくわかっているからこそ…というのはもちろんのこと、
3度にわたって私の東北被災地でのワークショップを補助しに来て下さり、いろんな話をするうちに、私が消しゴムはんこを作り教える上での思想とか、信条としている部分を理解していただき、深く共感し合えたからこその融合だったと思う。

 

コラボレーションって奥が深い!!

 
参加してくれた皆さんからも、
「夕方の大きな地震のあとで不安だったり、仕事のミスでピリピリしていた心がすごく落ち着いてよかった」
「お寺って敷居が高いような気がしていましたが、消しゴムはんこを作るとなると、アットホームな暖かい感じがしてとっつきやすかった」
「こういった若いお坊さんたちが、仏教について気軽に気負わずに教えてくれる機会をどんどん作ってほしい」
などの反響をいただきました。

 

お昼の会場を提供して下さった光明寺のカフェスウィーツ担当・木原さんは、消しゴムはんこにちなんで真っ白な嶺岡豆腐(朱色の柿ソース)を出して下さり、参加者の皆さんにウケてました。

 

夜の浅草・緑泉寺の住職、青江覚峰さんは、「お寺ごはん」というおいしい料理の本を出されたばかりで、イベント続きでお忙しい中、場所をお貸し下さいました。
(この本、フルカラーでおうちで真似しやすそうな精進料理レシピ満載!
いまamazonの和食ジャンルで8位だって!超おすすめです。)

ありがとうございました!

 

そして早くも関西のお寺からのオファーが!?

「諸行無常ズ」第二弾WSは3月上旬、関西ツアー…?

おたのしみに!

諸行無常ズのFacebookページはこちら!
https://www.facebook.com/shogyomujoz?bookmark_t=page
 

記念撮影〜☆